「フォークリフトの免許」
フォークリフトの免許制度はどのようなものでしょうか?それはどのように分類されているでしょうか?知ってるようで知らないフォークリフト免許のお話です。
フォークリフトとは、大きな荷物を運ぶための爪が付いた車のことです。港湾施設や工場内でよく用いられています。では、このフォークリフトを使うためにはどのような免許が必要なのでしょうか。
まず、フォークリフトの「走行」と「荷役」に大別する必要があります。つまり、フォークリフトで公道を走行する際に必要な免許と、実際に荷物をフォークリフトで扱う際に必要な免許は違うということです。もちろん、片方だけでは不便な場合が殆どです。
フォークリフトの「走行」に関しては国土交通省の定める免許が必要です。排気量1.5L以下のフォークリフトで走行するということであれば、小型特殊扱いになり、普通免許で運転できます。それより大きなフォークリフトで走行する場合は大型特殊の免許が必要です。ただ、大抵のフォークリフトは普通免許でOKです。
フォークリフトの「荷役」に関しては、免許はありません。講習を受けて「修了証」を貰う形になります。その際にも、フォークリフトの大きさで受講する講習が変わってきます。最大荷重1トン未満のフォークリフトを操作する場合には、安衛法の定める「フォークリフトの運転業務に関わる特別教育」を受講しなければなりません。これは概ね二日間の学科と実技です。修了試験に合格すると「修了証」がもらえます。
しかし、現実問題として、最大荷重1トン以下の小さなフォークリフトはあまり使われていません。それでより大きなフォークリフトが使える「フォークリフト運転技能講習」を受講するのが一般的です。この講習は最高で五日間に渡ります。しかし、上記の1トン未満用の修了証を持っていると講習が一部免除されることになっています。
フォークリフト操作の資格はそう難しいものではありませんし、自動車の免許のように大金がかかるわけでもありません。ですから安全のために必ず講習を受けてから操作するようにしましょう。